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IPニュース 幹細胞技術分野の特許出願、韓國の成長率2位

幹細胞技術分野の特許出願、韓国の成長率2位

どのような細胞にも分化できる能力を持つ幹細胞*技術に対する各国の関心が高まっている。幹細胞の高い活用性と効果が現代の治療技術を一段、高めることが可能であるためで、幹細胞分野の世界市場規模は年平均で9.74%ずつ成長し、2030年には約316億ドルに達するものと予想されている**(注*高い増殖力と自己再生能力を有しており、人体のすべての組織や臓器への分化が可能な未分化細胞、注**「幹細胞市場規模」、Grandview Research、2022.10)

国籍別特許出願動向>

韓国特許庁が主要国特許庁(IP5:韓国、米国、中国、欧州連合、日本)に出願された幹細胞技術に関する特許を分析した結果、最近10年(2011年~2020年)間に幹細胞分野に関する出願は年平均4.6%ずつ増加し、2020年の特許出願は2011年に比べ50%ほど増加(826件→1,241件)していることが分かった。同期間の年平均増加率は中国(32.6%)が最も高く、韓国は10.7%で2番目に高い増加率を見せている。特に、韓国では2019年に出願が1.5倍にまで増加(141件(’18)→205件(’19))しており、幹細胞治療剤の商用化を支援するため、2019年に先端再生バイオ法を制定したことの増加要因の一つとみられている。

<出願人国籍別 特許出願動向(‘11~’20)>

<主要出願人>

主要出願人としては、共同1位のANTHROGENESIS(米)とカリフォルニア大学(米)が各々1.7%(188件)で最も多く出願し、次は3位のヤンセン(ベ)1.7%(182件)、4位ハーバード大学(米)1.4%(148件)、5位の富士フイルム(日)1.3%(138件)の順であった。米企業や大学が同分野の研究を主導している模様で、韓国出願人は、12位のソウル大学(0.9%、94件)、17位のサムスン(0.7%、72件)、21位のCHA医科大学(0.6%、64件)、22位のカトリック大学(0.6%、63件)などが、多出願人として挙げられている。

<出願人の類型>

この分野出願人は企業が53%で多数を占めるが、大学(29.8%)と公共(10.3%)の割合も高かった。特に韓国の場合、企業(43.8%)と大学(43.5%)の出願件数が類似していることが分かった。

2023-11-07 17:07:00

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